3/10 春旅行10日目(鳥取〜六甲道)
旅行の前半の最終日がやってきた。ここまで長期の旅行となってくると、さすがに身体がしんどくなってきていたので、今日は少しだけ散策してさっさと帰るつもりでいた。
まずは朝ごはん。昨日のお姉さんが紹介してくれた「森の生活者」でベーグルをいただく。
トマトとチーズのベーグル。ほかほかもっちりでおいしい。
行き帰りでアーケードを歩いたんだけど、土曜とは思えないくらい閑散としていた。そしてそこに大音量でウルトラソウルが流れていた。これほど不釣り合いな曲もないんじゃないか。
ホテルをチェックアウトして、店長が教えてくれた鉄道公園へ。
昔の鳥取駅のホームが保存されていた。ホームに座ってタバコ吸ってたおっちゃんが「ここに観光客が来るのか!」みたいな目で見てきた。
さて、予定していた駅近の散策は終わったのだけど、意外に元気だったので少し足を伸ばして砂丘に行くことに。せっかく鳥取に来たからね。
予想以上に砂漠だった。空と海と砂の共演が美しすぎる!
そして予想以上にアップダウンが激しかった。もうこれほとんど崖だろ。
しかしこれを見てしまったからには登らないわけにはいかない。なぜ山に登るのか?それはそこに山があるからだ!
めちゃしんどかった。一気に体調悪くなったわ。
上から見たら池が水鏡になっててミニウユニ塩湖みたいだ。この旅は本当に水鏡には恵まれている。
息も絶え絶えになって砂丘を後にし、昼飯にありつくことに。
日本海の魚の味がした!…なんてことはなかったけどうまかった。
まだ帰りのバスまで時間があったので近くの砂の美術館に行ってみることに。
すごい!これはワクワクするぞ!
あ、はい。
パネル展は無料だったので見て来たけど、やっぱり実物を見たかったなあ〜。なんでも、1年のうち3ヶ月くらいは制作期間でお休みらしい。是非リベンジしたい。
というわけでちゃっかり鳥取を満喫して鳥取駅に舞い戻る。朝に来た時、大声で独り言をしゃべってたおっさんがまだ全く同じ場所でしゃべってた。怖えよ。
帰りのルート、実は18キッパーにとっては少々難儀なものとなっている。最短ルートの一部が智頭急行という私鉄なのだ。当初は迂回するルートで帰るつもりだったけど、体調もしんどいので、智頭急行に課金して帰ることに。
智頭でJR線といったんおさらば。
全線を乗り通すだけで元が取れるフリーきっぷを購入。
途中、恋山形という駅で6分間停車したんだけど、
すげえピンクだった。運転士さんが「降りても構いませんよ〜」と言ってくれたので降りて写真を撮ることに。この運転士さん、濃いフレームのメガネにヒゲも生やしててだいぶ強面だったんだけど、優しかった。
気合い入ってたけど、こんな田舎の無人駅にだれか来るのか?
と思ってたけど、駅の入り口で2人組の女の子が写真撮ってた。びっくりした。割と有名になってるのだろうか。
その後は特に何もなく六甲道に到着。
帰って来たどー。なんか安心するね。
これで春旅行の前半は終わり。明日は休んで(といっても競馬に行ってそのあと飲むので全然休んでない)、明後日からは東日本を攻めて行く。